絵空ごと

数年前、自宅の庭の手入れをしていますと、市会議員の立候補者の方から「自衛隊憲法違反です」というチラシを貰いました。そこで質問をしました。「自衛隊を無くしてどのように国を守るのですか?」と尋ねました。すると「憲法9条があるから大丈夫です」と応えられました。

その政党の委員長から、今回のロシアのウクライナ侵攻で、手のひらを返すような「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくのが党の立場だ」との発言が出ました。余りにも無責任な発言に只々腹が立ってしまいました。

「絵に描いた餅は食べれない」という「諺」がありますが、「絵空ごと」を追いかけ、現実を忘れている政治の世界があることに、只々虚しくなります。

今回の件で、「絵空ごと」に惑わされるのではなく、現実をしっかりと見極めなければ、国の将来はないことを思い知りました。

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