読む ⑸ 先を読む「事業計画」

新型コロナウイルスで仕事の在り方をはじめ、色々な面で大きく変化しております。この大きく変化する時代に「先を読む」ことは経営者にとって必要不可欠なことです。

特に新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発など根本的な解決策がまだ見えない、不安定な経営環境の中で、どう「先を読む」か?その一つが「事業計画書」の作成です。

この「先を読む」ための事業計画書を作成するには、損益分岐点を柱とした、売上・利益計画を明確にしなければなりません。

基本的に事業計画書の作成期間は3ヶ年とします。初めて作成する事業計画書の達成目標は、1年目90%、2年目70%、3年目50%とし、毎年更新することとします。

完成度の高い事業計画書にするには「管理職が中心になって、各部門が作成し、計画数値の内容を具体的に記載すること」です。

そして全従業員に配付し、進捗状況を食堂などに展示し、常に文面で報告することです。そうすることで従業員のヤル気を高揚させることが出来ます。

この事業計画書の作成から管理までをしっかりと行うことで、絵に描いた事業計画書ではなく、生きた事業計画書になります。

「転ばぬ先の杖 」と言われますが、絵に描いた杖ではなく、丈夫な事業計画書という杖が今こそ必要です。

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