台風9号が去ると、又超大型の10号が発生し、沖縄・九州・西日本に大きな影響を与えそうです。この台風10号は瞬間最大風速80mという暴風雨が荒狂う猛烈な台風です。
台風の「進路を読む」ことは、人の命と人生までも左右することになります。この台風の進路は日本の気象庁や民間の気象会社、欧州や米国の気象関係などから沢山の進路予報が出ています。
この進路予報の基となるのが、過去の気象データや気象衛星など各種データです。このデータを活用して台風の進路を「読む」ことになります。
昭和34年9月26日に潮岬に上陸し、東海地方に甚大な被害を及ぼした「伊勢湾台風」を今でも忘れることは出来ません。当時中学2年でした。
この「伊勢湾台風」は東海北陸道と同じように進んだことから、飛騨地方は風が強い東側に位置し、経験したことのない暴風雨となりました。
家の雨戸は閉め、南側の窓に父と一緒に板を打ち付けたことを覚えています。この台風で何軒かの屋根が吹き飛ばされるなどの被害がありました。
こんな台風の経験から、今回のリホームでは、一階の南側の窓には全て雨戸とシャッターを付けました。二階は次回のリホームで全ての窓にシャッターを付ける計画です。
地球の温暖化で大雨などと共に、台風が大型化し、甚大な被害を及ぼす自然災害が多発する傾向にあります。
人類の英知を集約し、地球の温暖化を防ぐ対策を講じて欲しいと願うばかりです。
囂々と 荒れる嵐に 震えては
大風過ぎるを 祈る他なし