「便利」とは、本当に不思議なものです。この不思議なものが、便利になればなるほど、自然破壊など沢山の問題を引き起こすことです。
東海北陸道が2車線化されたことで、自宅の高山から勤務先の岐阜市まで、1時間半弱で行き来出来るようになりました。
この高速道路を造ることで、どれだけ自然破壊が進んだのでしようか?沢山の高速道路、新幹線・飛行場建設などの「ハード面」と、車や列車などが走る「ソフト面」で、自然破壊の影響はどれだけ広がるのでしようか?
しかし人間が「核という魔物」を得てしまうと、抜け出すことが出来ないように「便利という魔物」を得てしまうと、抜け出すことは出来なくなります。
この「便利という魔物」から抜け出すには、どうすればよいのでしようか?残念ながら、その答えを見出すことは出来ません。
では青森県の「縄文遺跡三内丸山遺跡」など縄文時代の人々は、この「便利という魔物」と、どう戦ったのでしょうか?
私達は「便利という恐ろしい魔物を、魔物として捉えることが出来ていないことが、大変恐ろしいこと」と考えます。
便利とは 一皮剥けば 両刃の剣
気づかぬままに 自然破壊へ
幻想的な乗鞍岳が撮れました。