家紋

今、提灯を製造・販売しているお客様の活性化に取り組んでいます。このお客様のお陰で家紋に興味が湧いて来ました。

下裏家の家紋は「剣片喰」です。本家から代々、この家紋は続いております。私が結婚する時、両親が家紋入りの紋付を作ってくれました。紋付袴が届けられますと、父は「これで後継の証が出来た」と母と喜んで見えました。何故、家紋が「剣片喰」なのか?不思議でなりません。

この剣片喰は「カタバミ草」という花が、家紋の由来のようです。タカバミ草は多年草で根が深く、中々簡単には抜くことが出来ません。このことから「しっかりと地に根を下ろす」という意味から、この「剣片喰」の原型が生まれたようです。

そして武家がこの剣片喰の家紋を使うようになり「剣」が加えられ「剣片喰」の家紋が完成したようです。

この家紋文化は、江戸時代に庶民の名字の公称が許されなかったことから、この家紋が、家の区分に使われたとあります。改めて家紋の重さを思い知りました。この家紋文化が衰退していると言われます。残念なことです。

  家紋から 時代は変わり マイカード

    家族核化で  家紋忘れて

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写真はカタバミ草です