激動の時代を乗り切るには 5. 共存

日曜日の夜「ポッンと一軒家」をテレビで観ますと、自然の中で遊び、野山を駆け回った、懐かしい子供の頃が思い出されます。

正に自然と「共存」していたのです。しかし残念ながら、この自然との「共存」をすることが難しくなって来ました。その最大の理由は「車社会」にあります。何処へでも車で出かけるようになり、道が悪い不便な所は、敬遠され人も住まなくなり、部落は消えて行きます。

こんな不便な所で生活して見える方々を見ると「何故こんな不便な所に?」と思いますが、その生活は自然と「共存」した安らぎの世界でした。

先進国では、人口の減少と高齢化が大きな問題になっていますが、それを解決する一つのヒントが、この「ポッンと一軒家」に隠されているのではないでしょうか。そして「激動の時代を乗り切る」ためのヒントも、ここに隠されているような気がしてなりません。

人類が得た「科学力」といういう「両刃の剣」が、生活を便利にする反面、紛争や戦争を引き起こし、自然を破壊し、人類を消滅するような「核兵器」まで作り上げてしまいました。

私達が今考えなければならないことは「自然との共存」であり、1万年も争いの無かった縄文文化に学ぶことではないでしょうか。

                続く

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