ノミを打つ音

昨日もゆっくりと休みました。休んでいますと「トントントントン」とノミを打つ軽やかな音が響いてきます。道路を挟んで新しい家が木組みの在来工法で建てられているのです。多くの建築工法が開発されていますが、飛騨ではまだ在来工法の「木造軸組工法」で、沢山の家が建てられています。

私の家も在来工法で新築してから40年の年月が経過し、2年前にリフォームを行いました。床や壁を取り払い、ベタ基礎・白蟻駆除をし、そこに湿気防止などを目的に炭を敷きました。このリフォームのお陰で、これから30〜40年は安心して暮らせそうです。

この「ノミを打つ音」を聞いていますと、縄文遺跡から出土した、石斧で加工された建築材が目に浮かんで来ました。縄文人も石斧を使って家を建ててのかと思うと「ノミを打つ音」が、縄文時代へと誘ってくれます。

今朝は暫く休んだお陰で、動きの悪い牛🐃から、少し馬🐎に近づいて来ました。又山歩きや山登りが出来そうです。有難いことです。

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高山市清見町の「お蕎麦屋さん」で撮りました。