「追い込む」は獲物を追い込むなどと使いますが、私は「自分自身を窮地に追い込まなければ成長は出来ない」と考えております。
この考え方は父から学びました。失明した父が言っていたことは「不思議なことに、目が見えなくなって、初めて周りの声を聞くことが出来るようになった。お母さんもお前も何を考えいるのか分かるようになった」この言葉に家族みんな驚きました。
それは失明という絶体絶命に、追い込まれたことで、聴くことが出来る、健常者には判らない、感性が生まれたのではないかと考えております。私も研修中に目を閉じていますと、不思議なことに、今まで気付かなかった、参加者の声が聴こえて来るのです
自分を追い込むことで、沢山の獲物を得ることが出来ます。その獲物とは「経験知」と捉えています。沢山の獲物を得れば、多くの人にその獲物を分け与えることが出来ます。
今回の東京への進出も、自分を追い込む良きチャンスと捉えています。このチャンスを活かし、多くの獲物を得て、多くの人に役立てるようにしたいと願っております。
網サイズ 時の流れが 要なり
知恵の宝を 共に喜び
