最後の時

今朝NHK朝の連続ドラマ「マッサン」を観て、人生の最後の時について考えさせられました。

先日ネットを見ていますと「現代社会は生きることよりも人生の最後をどう迎えるか?が難しい時代となっている。その要因は医学の進歩と高齢化社会核家族化である。」とありました。

一昔前までは、退職制度などが少なかったことから、幾つになっても元気な内は働き、その最後は家族が看取りました。しかし現代は医学が進歩し、平均寿命が男性80.21歳、女性86.61歳です。又健康寿命は男性71.19歳、女性74.21歳となっています。ネットの資料を見ますと『半世紀前には65歳以上の高齢者一人をおよそ9人の現役世代が支える「胴上げ」型の社会だった。日本は、近年3人で1人の「騎馬戦」型の社会になり、このままでは、2050年には、高齢者1人を1.2人の現役世代が支える「肩車」型の社会が到来する。』と胸が痛くなるような予測です。

人は必ず人生の最後を迎えなければなりません。その最後が「死を静かに受け入れ、悟りを開いて天寿を全する」聖人のような最後を迎えらることは大変難しいことです。その死を時には医学の進歩が妨げとなるかもしれません。

今日27日が友人の月命日でマッサンが放映された8時に息を引き取られました。今回の飛行機事故で亡くなられた方々の御冥福をお祈りしながら、人生の最後の時を改めて考えさせられました。

「人生の 最後の時は 誰が看て」