「樽ロマン海を渡る」第二回

swnm82011-09-20

 この中国での研修結果を見て確信しました。「樽は世界に通じる!」飛び上がり、万歳を叫びたい気分になりました。しかしこの喜びも一時の糠喜びでした。社員の意識に大きな変化は生まれましたが、会社を活性化するには、一度全社員で解体しなければなりません。それが全社員による問題点の抽出です。中国では色々な関係がありできませんでした。

 「サア!どうしょうか?」その結論は、私が総経理(社長)になり、陣頭指揮することに決まりました。国内では社長・専務などの経験はありますが、100人以下で日本語が通じる会社です。社員数550人、日本語は通じない初めての社長経験です。本当に戸惑いました。

 では結果はどうだったのでしょうか?。20ヶ月間活性化に取り組みましたが、大成功に終わりました。この大成功を導いたのは、2つの樽による水汲み実験でした。正にこの樽がなければ、日中合弁会社の活性化は成功しなかったのです。

 「樽は世界に通じる。そして樽式活性化法を世界に広めたい」この夢を是非実現したいと今日も頑張っています。