「問題点が宝物?」第3回

『ではこれだけ沢山の問題点をどうすれ解消出来るのでしょうか?。まず出された問題点の分類作業を行います。10人ほどでチームを組み、チーム単位で作業を進めます。まずチームごとに問題点が書かれたポストイットをB紙に貼り付けて行きます。この時点では誰が何を書いたか?皆さんが字を見て興味本位で見まてみえます。

次は少し言葉の表現が違っていても内容が同じのものを同種分類に集約化して行きます。この時点で問題点は約7割に減少しします。次に全員での問題点の共有化です。どのような問題点が出ているのか?、仲間と自分の問題点の違いは?など問題点の共有化を図ります。もうこの時点になれば、誰が書いたは問題にせず、問題の内容に興味が移って行きます。

次に「意識・組織・仕組み」に分類する作業をチームごとで行います。ここで注意する点は「問題点を解消するには仕組みの見直し、新しい仕組みの構築以外ないと気づかせること」です。その気づきをさせることで問題点のポストイットは意識・組織から仕組みに大きく移動します。平均してその割合は「意識:5㌫・組織:10㌫・仕組み:85㌫」になります。仕組みの割合が70㌫を下回るようであれば意識・組織の内容を再確認し、その問題点は仕組みで解消出来ないか?再チェックして下さい。

この分類作業が終われば、各チームごとに問題点を読み上げ、より問題点の共有化と仕組みづくりの大切さを身を持って知らしめることです。第1回活性化研修が終わる時には「問題点は宝物」と云う意味を全社員が理解出来ます。そして「この問題点を自分達で解決し、働きやすい夢のある職場にしょう。」と云う意欲が高まります。
具体的な問題解決法は又次の機会に語らせて頂きます。』