変化 88. 行政の仕組み見直し 第12STEP「組織活性化研修 ⑴ 」

今回からモデル部門の「組織活性化研修」の詳細について7回に亘り投稿します。

この「組織活性化研修」は、全職員が参加し「管理チーム研修」で、各チームに割り当てられた問題点を、既存の仕組みの見直しや新しく仕組みを構築するなどして、問題点を解消して行く研修です。

モデル部門の「管理チーム研修・組織活性化研修」は「講師育成研修」の手引き書などを作成する研修で、モデル部門の研修以降は「講師育成研修」を終了した職員が、手引き書などに基づき講師を担当します。そのフォローは弊社が行います。

その流れは次の図の通りです。

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この「組織活性化研修」は、1チーム10人とし、1回の研修で「10チーム」までとします。この研修は「管理チーム研修」を終了したリーダー・サブリーダーが中心になって「仕組み見直し」を行います。

特に、進捗度を左右するのは「問題点の難易度」です。第1回の問題点の割り当ては、解決し易いものとし、この問題点で解消法を学ぶ方式とします。

「管理チーム」が作成した「問題点の分析・マトリックス表」( このマトリックス表は87回をご覧下さい ) に基づき行いますが、その内容をしっかりと見直し、確認することが重要です。何故なら「管理チーム」が作成した「マトリックス表」にも、漏れや見落としがあるからです。

事例とした総合病院では、管理チームだけでは、「マトリックス表」の作成が完成せず、看護師長や部門長など幹部職員がお手伝いをしました。それ程、この「マトリックス表」の作成は難しく、言葉を変えれば、この「マトリックス表」の完成度は余り高くないと言えます。

管理チーム研修では、リーダー・サブリーダーが参加し、マトリックス表を作成していますが、時間的な関係で、完成度を上げることは難しいことです。

このことを、組織活性化チームメンバーは、心して取り組まなければなりません。

この「組織活性化研修」の期間は2年間を予定しております。

                 続く

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日本一高い東海北陸道の「松ノ木峠P A」で撮りました。