蚊🦟

子供の頃は夜になると両親の蚊に刺された(喰われた)所を潰すのが仕事でした。「おい!今夜も頼むぞ。」と言われると、両親の足や背中など蚊に喰われた所を親指の爪で潰すのです。すると血🩸が出てきます。この蚊に喰われた所を潰すことで、蚊の毒が出たのでしょうか?痒みがやわらぎました。

この頃は蚊に対し、無防備で野良仕事に行く時は、暑いことから半袖の服を着て仕事をしました。正に蚊にとっては最高の餌場です。

中学に入る頃になると、母がメンタームを買って来ました。このメンタームを蚊に喰われた所に塗るようになりました。このメンタームのお陰で、日課になっていた、両親の蚊を潰す仕事は無くなりました。今もこの独特のメンタームの匂いを嗅ぐと子供の頃の懐かしい思い出が蘇って来ます。

当時、このメンタームは高価で、母から「そんなにつけんでもいい。ちょっとつければいい。このメンタームは高いんやで。」とよく注意されました。このメンタームが、今、岐阜では、事務所と寝室に置いています。蚊に喰われたたり、少し傷をすると、このメンタームをつけています。昔と変わらず、今も本当に重宝な常備薬です。

最近はスプレー式や窓掛け式など蚊の侵入を防いだり、駆除する薬品が販売されており、蚊に喰われることは少なくなりました。

まだまだ暑い日が続きますので、蚊には油断することなく、気をつけて過ごしたいと思います。

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