集中心

「お父さん!返事してよ。」と家内から叱られることが多々あります。それはスマホでブログなどの原稿を作るのに「集中」になってしまうと、家内が話しかけても全く返事をしないからです。実は何かに「集中」しまうと、不思議なことに周りの音も景色も消えてしますのです。

ブログを投稿する楽しみの一つは、この我を忘れてブログに「集中」出来、自分の世界に浸れるからです。この「集中心」は何かに夢中にならなければ、中々生まれて来ません。

コンサルを開業した当時は、寝食を忘れて朝から晩まで、資料の作成などに夢中になりました。しかし残念ながら歳を重ねると、この「集中心」を長く維持することは難しくなりました。

この「集中心」を維持することは、中々パワーがいることです。30代から40代の頃は、余りにも物事に真剣に取り組み過ぎて、へそ下にあると言われるパワーの源「丹田」が空に近づき、寝込んでしまいました。

そんな時逃げ込んだのが、御嶽山の飛騨側の登山口にある「濁河温泉」の一軒の旅館でした。この温泉は標高1800mの8合目にあり、この旅館は修行者の宿坊になっていました。此処で温泉に入り、2、3日休んでいますと、丹田にパワーがみなぎり元気になりました。懐かしい思い出です。

又これからも「お父さん!」と家内に叱られながら、ブログなど集中できるものに出会えることを楽しみにしながら、日々過ごしていきたいと思います。

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