行政改革は洗濯 4.心の洗剤

公務員と国民の「意識改革という洗濯」を行い、綺麗に洗い上げるには「洗剤」が必要です。30数年間に亘り企業活性化に取り組んで来ましたが、この意識改革の「洗剤」を見つけるのに四苦八苦しました。

そして見つけ出した「洗剤」が「気づきの窓」です。この経験知から学んだことは、この「心の洗濯」を「お急ぎモード」にしても、汚れは全く落ちないばかりか、逆にこの「洗剤」が悪影響を及ぼし、洗濯物が固まってしまい、どうにもならなくなります。いやはや他人の意識を変えることは並大抵のことでは出来ません。

この「意識改革という洗濯」は決して急がす、「念入りモード」にすることです。それも10ヶ月以上かけての「長い念入りモード」にしなければなりません。何故なら人間の細胞は11ヶ月間かけて生まれ変わると言われる様に、人の意識も同様に変わっていくと言われますが、これは30数年に亘る企業活性化の経験からはっきりと言えることです。

そして、この「気づきの窓」という「洗剤」は、企業活性化研修では、研修の度に「気づきの窓」を参加者全員に配付し、研修の最初にゆっくりと心を込めて読みます。その内容はなるべく研修の内容と一致する様に心がけております。そしてもう一つは、参加者全員に「夢を叶える宝物」というファイルを名前を書いて配付し、裏面には私の「座右の銘」を墨字で書きます。このファイルを配付する目的は「配付した資料の紛失を防ぐため」です。

                続く

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「思い遣り 心を繋ぐ 輪和をつくり」と書いています。