長い旅路 1. 待つ

人生は山あり谷ありの厳しく「長い旅路」です。この旅路の始まりは、両親も、生まれる国も土地も選ぶことが出来ないところから始まります。正に与えられた環境の中でどう生きるかは、全て自らの力で切り拓いていかなければなりません。

この「長い旅路」の中で、己を信じ、焦らず「待つ」ということも大切だと考えます。しかし、この「待つ」も唯何もせずボツと待っているだけでは、いくら待っても期待するものはやって来ません。

一つの例として、バスも走って居ない、バス停も無い所でいくら待っても、バスに乗ることは出来ないと同じです。自分でバスが走っている路線を探し出さなければなりません。

そのためには、身体も頭も健康でなければならないと同時に、沢山の情報を持って居なければなりません。この情報とはネットなどで溢れている机上の情報ではなく、自らが体験した「経験知」でなければ役に立ちません。

この「待つ」には二つあると考えます。一つは「他者を信じて待つ」と、もう一つは「己を信じて待つ」です。特に「己を信じて待つ」は、中々勇気のいることです。何故なら「全て己に責任があり、信じて待つだけの自信がなければ、待ち続けることは不可能だから」です。

歳を重ねれば「待つ」ということは段々と厳しくなりますが、必ず「行政改革」のバスは来ると信じ、しっかりと準備をし待ち続けます。

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岐阜市境川で撮りました。