落款 2.お導き

一ヶ月後に裁判所から書面で連絡があり行きました。入口で年配の方とお話しをし、法廷に入りますと、中央に裁判官、左側に調停人、右側に私が座りました。驚くことに入口で会った方が調停人の方でした。

裁判官から「下裏さんの靖彦から祐司に名前変更に対し、調停人は異議ありませんか?」と問いかけられますと「異議ありません。」と言われ、裁判官から「下裏さんの靖彦から祐司への名前変更は許可されました。」と言われたのです。余りにも簡単に名前が変更されたことに驚き唖然としました。

そして法廷を出ると調停人の方から「私の自宅に寄って行きませんか?」と誘われました。そして自宅にお伺いし、観せていただいたのが、龍に乗られた「観世音菩薩様」の掛け軸でした。

これ観て「観音様のお導きで新しい名前に変えることが出来た。」と心の中で手を合わせました。何故なら、私の人生の節目では、必ず「観音様」との出会いが会ったからです。

又不思議なことに、玄関の門石に龍神様の模様が浮き出て来ました。今は玄関に友人に彫って貰った一刀彫りの「龍」を置き、毎日お水を供えております。又岐阜でウォーキングをする遊歩道にも「龍神様」が祀られています。

人生とは何かに導かれて生きているように感じてなりません。このお導きの一つが、観音様や龍神様と信じ、出会いに感謝しながら、日々過ごしていきたいと思います。

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笠ヶ岳です。