人事部長 1. 扉

喜寿を迎えるまでに、色々な業種の役職を、沢山経験して来ました。この役職の経験を踏まえ、今回から「人事部長」について投稿させていただきます。
今、Z世代など世代ごとの世代格差が生まれて来ております。この世代格差は、人事を担当する「人事部長」には、頭の痛いことです。雇用制度も終身雇用制が崩壊し、時代が求める「新しい雇用制度」を考えなければならなくなりました。
この新しい雇用制度は、国に頼るのではなく、自社で考え仕組みとして確立し、実行して行かなければなりません。この新しい雇用制度を、如何に早く作り上げるかが、厳しい雇用環境の中で、安定した雇用に繋がる最大の力となります。
今までの経験から言えることは、新人が就職先に求めるものは「明るい働き易い職場」です。この「扉」を開けるのが「人事部長」の役割です。
しかし、往々にて「お前を雇ってやる」という威圧的な態度が見受けられます。この威圧的な態度が、雇用の妨げになり、雇用してからも退職者が増加する、大きな要因になっています。この面からの人事部長の意識改革も求められています。
                 続く

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高山別院「三島輪番」が掲示板に書かれたのを借用しました。