人事部長 2. パワーハラスメント

パワーハラスメント」が大きな社会問題にもなっていますが、それをネットで調べると「職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる①優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。なお、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、職場におけるパワーハラスメントには該当しません。」とあります。
振り返れば28歳の時、地元の金融機関で、本店の預金・渉外・為替業務の統括管理をする係長をしていました。この頃は部下に対し、毎日がパワーハラスメントであったと反省しております。「何でこんな簡単なことができないのか?」「もっと頭を使え!」「仕事が遅い」などと、部下を傷つけるような言葉を吐いていました。その結果、部下からは日に日に信頼を無くして行きました。

この時は課長を兼務する形での係長でしたので、若気の辺りから、有頂天になって周りが全く見えない状態でした。正に自分を過信し自画自賛していたのです。そんな時、理事長から呼ばれました。
                続く

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