変化 95. 気づきの窓「目処」

活性化研修に入り、悩み苦しみ半年ほど経つと、何とか活性化の「目処」が立って来ます。この時、肩の荷がやっと少し軽くなったような感じになります。正に山登りをしていて、遠くに山頂が見えはじめた時と同じ気持ちで、この時が仕事の醍醐味です。

今回「21世紀の世界の中心を求めて」を投稿しておりますが、何とか108回の完結の「目処」が立ちました。最初は「本当に100回まで書き続けることが出来るのだろうか?」と心配しました。その心配もやっと拭い去ることが出来そうです。

このブログを投稿していて感じたことは「何と経験知というのは恐ろしいものか。」タイトルが決まると、次から次と文章が湧き上がって来るのです。これには、自分ながら驚くと共に、多くの経験知に感謝するばかりです。

私は頭の中の「経験知という引き出し」を、いつも整理する様に心がけています。この引き出しは、大きく分けて2つに分かれています。一つは「お客様毎との引き出し」です。もう一つは「顧客・生産・工程・品質・ISOなど分野毎の引き出し」です。

しかしこの引き出しも、時に動かなくなってしまいます。頭がパンク状態になってしまうのです。こんな時は、唯、ひたすら寝るだけです。最近は寝ても1〜2日ほどですが、以前は5日も寝たことがあります。寝ると頭は元の状態に戻り、又引き出しの滑りが良くなります。

もう一つ「頭の引き出し」の滑りを良くするのは、「夢」という「油」です。この引き出しを動かす「夢」という「油」が切れると、どれだけ寝てもダメです。やはり歳を重ねても「夢を描く」ということは本当に大切です。

さて、この頭の経験知を保管する引き出しは、いつまで働いてくれるのでしょうか?まだまだ働いて欲しいと願っております。

まずは、今回の「21世紀の世界の中心を求めて」の「目処」が立ったことに感謝しております。

                続く

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