ヒント ③ 禅問答

43歳の時、経営コンサルを目指して、東京のコンサル会社に就職し3年間東京に居ました。この3年間の間に、話し方教室や営業セミナーなどに参加し多くのことを学びました。

特に印象に残っているのが、営業セミナーで聞いた「営業は禅問答」という言葉です。営業も「禅問答」と同じ様に、相手の問いに対し、その内容を一瞬で理解し応えなければなりません。その応えが相手を納得させるものでなければ営業は失敗に終わます。

営業で特に重要に担ってくるのが「机上論ではなく、経験知に基づく実務論」です。形あるものを売る営業と、形の無いものを売る営業とでは大きな違いがあります。

形のあるものの営業は、形・性能などの優劣で説明することが出来ます。しかし形の無いものの営業は「禅問答」と同じ様に「経験知という知恵の深さが勝負を決する」と言っても過言ではありません。

この「禅問答」は営業面ばかりではなく、人生を生きる上で日々発生していることです。この「禅問答」の優劣が人生の満足度にも大きく影響していると考えます。

このブログの「ヒント」を探し続けることは、人生の「禅問答」で素早く対応するための、大きな力になっていると考えます

                 終わり

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