下さんの入力画面は「あかさたなはまやらわ」の五十音表示です。この表示で文章を早く入力されまさので、感心してしまいます。慣れてしまうと、この入力方法が最善のようです。
「おい!幸せが出てこないが」など、よく入力間違いが起こります。「社長!幸せですよ。社長はしやわせで入力されているから出てこないのです」などとよく注意されています。
よく飛騨弁で入力されて、出てこないと騒いでみえます。「方言も正しく反応出来るソフトが出来ればよいのになぁ」と独り言も言ってみえます。
僕が困るのは、山登りなどで汗まみれになることと、よく僕を失くされることです。顔を洗ったり、お風呂に入る時は、僕を置いて行かれます。そして風呂から上がり、さて何処に僕を置いたのか?忘れてしまわれるのです。「下さん!僕はここに居ますよ」と叫んでも全く気付かれません。
すると「お母さん!電話をかけてみてくれ」と言われます。「はいはい。今かけますよ」と言ってかけられます。この時僕はタァ君の下に居たのです。決して「隠れん坊」をしていたのではありません。
僕とタァ君で「此処に居ますよ!」と叫んでいるのに、全く気付かれないのですから困ったものです。
続く