私は仏壇 ( 9 ) 石室千体仏

2018年4月30日、下さんは奥様と一緒に岐阜県恵那市山上の「石室千体仏様」をお参りに行かれました。

恵那市の観光案内には

「この石室(いしのかると)千体仏は1632(寛永9)年、岩村城主松平乗寿(のりなが)が地域の安奉、繁栄を祈願して建てたと伝わり、「浄土三部教」千部を地中深く埋め、(いわゆる経塚)その上に石室を設けて1,001体の仏像を安置したとされる。

ご開帳は7年に一度の特別な機会。ご開帳中は、4月下旬から5月上旬の2週間にわたり24時間拝観することができる。

千体仏について

江戸時代に造られた石室千体仏は閉鎖空間と仏像の大きさがもたらす視覚的効果が巧みに計算され、拝観者が、山里にいながらも極楽浄土を体感できるように工夫されている。数百年の時間を経て多くのものが色あせていく中、石室に守られた千体の仏さまは、今日も変わらぬ光を放っている」とあります。

小さな石室ですが、中に安置さている仏像は1mほどの御本尊を真ん中して、金箔を施された最も小さい仏像が10cm余り、一回り大きな17cm程の仏像が1000体収められていて、仏様様の輝きに、下さんも奥様も圧倒されたようで、正に極楽浄土を体感されたようです。

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黄金色に光輝く「石室千体仏様」です。