惰性

今回の、新型コロナウイルスの自宅待機で知ったことは、「なんと惰性で動いていたか」ということです。

この「惰性」という行動は、一種の麻薬と同じです。気が付かなければ、時として一生涯、同じ行動を行うことになります。

今回、業務の効率化ということで、捺印の電子化が叫ばれています。これも今回の新型コロナウイルスが起こらなければ「惰性」で、無駄な仕事がされていたのではないでしょうか?

捺印の電子化は、氷山の一角であり、この様な慣例という「惰性」で行われている業務は、山の様にあり、それが国の借金を増加させる、一つの要因になっていると考えます。

この麻薬の様な「惰性」から脱却するには、河野行革大臣が進める「国民から問題点を聞くことから始めるべき」と考えます。

時代が求める新しい民主主義とは、国民から出る問題点を整理し、それを「意識・組織・仕組み」に3分類することです。企業での、その割合は「意識 5%・組織 5%・仕組み 90%」となります。国も一つの組織です。このことから、問題点の割合も、同様になると考えます。この様に「問題点の多くは仕組みの不備にある」のです。

この「仕組みの不備」とは、仕組みの欠如や仕組みのプロセス ( 流れ ) が明確になっていないから、発生するのです。

この「惰性」という麻薬を、如何に取り払うか?

菅総理の下で、問題点の解消に国を挙げて行い、大きな負の遺産を後世に残さない様にすべきと考えます。

   惰性とは 腐った水と 気づかずに

     飲み続けると  命縮めて

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