変化 45. 活性化事例「総合病院」⑸ 原点

全職員研修が終わり、院内で看護師さんなど、職員の方々にお会いすると「あんなに沢山、問題点が出るとは思いもしませんでした。何故なら、問題点を出したくても、出す機会がなかったからです。医療ミスが発生すると、ミスを起こした人だけが注意され、それが原因で辞めて行った人も沢山見えます。この医療ミスは仕組みを見直さなければ、根本的な解決は出来ないと知りました。皆んな、今回の活性化研修は楽しみにしています。」と嬉しい言葉も、あちこちから聞こえて来ました。

この様に、職場の問題点を自分達で出し「意識・組織・仕組み」に3分類して見て、初めて「仕組みの不備」の意味が理解出来るのです。

日本が「21世紀」の「文化・経済・政治」の仕組みで、世界のモデル」になるためには、「時代が求める政治の仕組み構築」は「必要不可欠」です。そのために「全国民から問題点を抽出するための仕組み」を作らなければなりません。

この国の問題点を「全国民が提出出来る仕組み」を作れば、その効果の一つは「問題点は、国の仕組みの不備にある」と、全国民が理解出来ることです。そして最大の効果は「国の仕組みの見直しの主役は国民であり、この国の仕組みを見直せば、借財も減少し、必ず明るい未来が開ける。」と確信し、協力体制も整い、若者にも夢を与え、低迷している投票率の向上にも繋がると考えます。

これが、求めている「国民の意識改革」と「日本の活性化」の「原点」です。

                  続く

f:id:swnm8:20211020122259j:image

青空に映える「梟瓦」です。