21世紀とは ⑵

では時計回りで行くと、21世紀の中心は、世界四大文明の一つ「黄河文明を産んだ中国」でしようか?又「インダス文明を産んだインド」でしようか?両国ともその発展は眼を見張るものがあります。

しかし21世紀の世界の中心になるには厳しいものがあると考えます。中国は共産党一党独裁情報隠蔽が行われ、今回の新型コロナウイルスの件についても、世界から信用という面で大きな課題があります。又インドは「カースト制」という大きな壁が横たわっています。

日本も戦後GHPによって行われた「農地改革」「労働改革」「財閥解体」がなければ、世界の奇跡と言われる様な、経済発展は難しかったと考えます。

この様に見て来ますと、中国もインドも「政治の仕組み」など多くの仕組みが変われば、22世紀は中国、23世紀はインドと世界の中心になることは間違いありません。亡き鄧小平主席が「中国の時代は22世紀に迎える」と言われた言葉通りです。

では改めて「世界の中心」とは何でしょうか?

太陽系を例にしますと、中心は「太陽」です。その周りを地球が回り、太陽が消滅すれば、地球も消滅することになります。この太陽は「光というエネルギー」を地球に送り、地球上の全ての生命を支えています。

この様に世界の中心とは、太陽の様にエネルギー ( 夢・希望 ) を送るためにあります。しかし今までの世界の中心は、英国の植民地主義や米国の世界の警察など、力で押さえ込むためで、太陽の様な中心ではありませんでした。

では21世紀に求められる世界の中心とは何でしょうか?それは「世界が求めるモデルとなる国」「モデルというエネルギーを送ることが出来る国」であると考えます。

それは国を動かす「政治・経済・文化」の3つの仕組みが、世界のモデルとして完成し、「互いに自立で出来る国づくり」をお手伝いを出来る国であると考えます。

               この続きは又明日

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