識字率

先日、本を読んでいますと、江戸時代後期、ロンドンの人口は86万人、パリの人口は56万人に対し「江戸」は100万で、世界一の大都市であったことを知りました。

又驚いたことは「識字率」の高さです。この時代のヨーロッパの国々の「識字率」は、ロンドンが30%、パリが10%に対し、江戸は80%と言われますので、これは本当に驚くような数値です。

こんな高い知識率がどうして生まれたのでしょうか?それは参勤交代で、識字率の高い武士が多くいたことと、一般住民も寺子屋などで、読み書きを習っていたことです。江戸以外でも識字率は50%を超えていたと言われます。

このように日本が高い識字率を維持できたのは、寺子屋などの読み書きを学ぶ「仕組み」が確立されていたことです。

日本が「G7」の一員として、世界を動かすことが出来るのは、この江戸時代の識字率の高さがあってこそと思われます。

   読み書きが  心と心  繋ぐ糸

    世界の人と  話す夢見て

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弘前公園で撮りました。