「子は親の背を見て育つ」と言われますが、企業活性化でも同じことが言えます。お客様の活性化に入りますと、経営者がワンマンな場合が多々あります。この「経営者のワンマンをどう取り払うか」が、まず第一の大きな課題となります。
不思議なことに経営者がワンマンであればある程、二世をはじめ従業員は反発しませんし、諦めの姿勢が多々見えます。「この社長には何を言っても無駄!、言われるままにしているのが一番」とヤル気喪失症に陥っています。このヤル気喪失症から脱皮するには、経営者に「従業員は社長の背を見て育つ」と知らしめることが大切です。
失礼な話ですが、私のコンサルの基本は「経営者が私を恐れるようになること」です。何故ならワンマン経営者の多くは「怒る( 注意 )人が居ないため、全て自分の考えが正しい」と思い込んでいるのです。
この思い込みを直すには「子は親の背を見て育つ」を徹底的に知らしめることが大切です。
それは私自身一人の親として反省すべきことばかりですが。
年重ね 子が見る背中 幾ばくぞ
苦労の影か 生きる力か