明日を夢見て

今日も過去、現在、未来の数字との闘いで一日が暮れました。私の仕事の1つは、この過去、現在の数字から未来の数字を予測することです。決算書などに基づき過去、現在の数字をはっきりとさせることは、簡単なように見えますが、過去の数字が中々の曲者なのです。

長い間の経験から過去の数値の調査・分析は、5年間を基本として行います。不思議なことに、この5年間を分析すると、単年度では見えなかったことがはっきりと見えるのです。

これと同じことが、人生においても言えるのではないかと考えます。残念なことに、人生の過去の出来事は、日記などでしっかりと記録していなければ、全く分かりません。この過去の出来事が不明であるがために、時には同じ間違いを繰り返し、大きな時間の無駄が生まれているのではないでしようか。

改めて未来を少しでもはっきりとさせるには、過去をはっきりとさせることが、大切であることを思い知りました。

こんなことを考えながら、今朝も朝早く目が覚めました。

     何処までも     数字と闘い     苦しめど 

       終わることなき     明日を夢見て