老馬🐎と騎手(刺客) ⑵

私という老馬🏇はいつも、この騎手という刺客に、襲われているのです。しかし不思議にも、この老馬🏇は、刺客に襲われることを、楽しんでいる面が多々あります。

志士が刺客に勝っために、常に剣術の技を磨き、時には拳銃を携帯するなどの備えをし、自らの力を高めていました。

これと同じように、騎手という刺客は、老馬🏇を鍛えるために、ムチを打つているのでしょうか?

今まで、何回倒れたかしれませんが、倒れては起き上がり、またムチを打たれて走り回ります。これからも、老馬🏇の身体が健康である限り、騎手という刺客に、ムチを打たれながら、夢に挑戦して行きたいと思います。

そして、立ち上がれなくなった時が、命尽きる時と考えております。これが老馬🏇の宿命であり、生き甲斐です。

この馬は40年程前に、ホームステイした台湾の方からいただいたものです。

        刺客との     闘い疲れ     一休み

           見上げる空に    夢は広がり

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