「 夢枕 」


 今朝方、父と自転車に乗って故郷を走る夢を見ました。懐かしく涙が出てきました。これから何回かに分けて父と自転車で走り回った中学生の頃の思い出を書きたいと思います。
 父は私が5年生の時に失明しました。原因は支那事変で出征し、中国の戦地で飲んだメチールアルコールではないかと言われましたが、治療の甲斐なく44歳の時岐阜県立盲学校に入学しました。そして2年間の学業を終え、指圧師として開業しました。
  私は学校から帰ると父を自転車の後ろに乗せて、動けないお客様の所に行きました。それが今朝の夢の背景にあります。飛騨での雛祭りは一ヶ月遅れの4月3日です。続きは明日に(^^)

   手を取りて 歩んだ父が 夢枕