学ぶ

昨夜、東京パラリンピックの開会式が行われました。東京オリンピックと同様に、無観客という残念なパラリンピックになりますが、テレビなどを通して応援したいと思います。

この東京パラリンピックの開会式は、人間が持つ可能性を、改めて教えていただける、素晴らしい開会式でした。

このパラリンピックに興味を持つ一つの理由が、父が42歳の時失明し、46歳で岐阜県立盲学校を卒業し、指圧師として私達を育ててくれたことにあります。

そして母と私は父の眼となりました。何処へ征くのにも、父の手を取り「此処には段差があるよ!」などと声を掛けながら歩きました。この頃の道路は、まだ舗装はされてなく、段差の多い砂利道でした。

往診には自転車に父を乗せて走り回りました。今思えば「よくまあ!こんな急な坂道を自転車で下りたものだ!」と感心しております。

父と歩きながらよく話をしまし、色々な面で父を知り「学ぶ」ことが出来、私の人生にも大きな影響を受けました。又沢山の身体の不自由な人達とも知り合い、多くのことを「学び」ました。

今回の東京パラリンピックから、又沢山のことを「学び」自分の可能性に、挑戦して行きたいと思います。

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聖火ならぬ花火です。