変化 86.気づきの窓「七転び八起き」

「七転び八起き」という諺がありますが、その意味は

1.何回失敗しても、それに負けずに、また勇気を奮い起こすこと。
2.人生には浮き沈みが多いということ。

とあります。

父は「達磨大師」が大好きで、「九谷焼」の「湯呑茶碗・徳利・盃」などの図柄は、「達磨大師」を描いた「九谷焼」独特の味わいのある器でした。この器はお祭りとか、お正月などの行事の時のみ出し、大切に使われました。それが今は、物置の中に入り込み、全く使われておりません。

この「達磨大師」は「七転び八起き」の人生を歩まれた、父の生き様そのものでした。42歳で失明し、44歳で岐阜県立盲学校に入学し、そこで2年間学び、指圧師としての資格を得て、私達を育て下さいました。

失明された時は、姉が中学2年、私が小学5年、妹が4歳でした。この失明という苦しみの中で、父の支えになったのは「達磨大師」のお姿ではなかったかと想像しております。

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人生とは、いつ何が起きるか分かりません。どんな苦しい時でも、父の面影を瞼に浮かべながら「達磨大師」のように「必ず起き上がることが出来る」と信じ、これからも生きていきたいと思います。

今、ブログで投稿している「変化 : 21世紀の世界の中心を求めて」も、「達磨大師」のように「七転び八起き」しながら、必ず「時代が求める行政管理システムは構築出来る」と信じ挑戦していきます。

            盃の     達磨大師の     睨む目が 

               挫けてならぬ  父の教えが

                 続く

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