極楽浄土

swnm82015-03-19

17日仕事の帰り稲沢市の祖父江善光寺もお参りして来ました。祖父江善光寺は7年前、7年に一度開かれる六善光寺のご開帳に家内とお参りして以来です。この祖父江善光寺の本堂は信州善光寺本堂の3分の2の大きさを誇る大伽藍でその威容に圧倒されますが、一人静かに思いに更けるには最高の所です。

今年も7年に一度の六善光寺同時のご開帳が行われ、4月5日から5月31日までです。この六善光寺とは「長野市信州善光寺飯田市元善光寺甲府市甲斐善光寺稲沢市善光寺東海別院 ( 祖父江善光寺 )、岐阜市の岐阜善光寺、関市の関善光寺」です。

善光寺にはそれぞれ特徴があります。その中で一番印象に残っているのは祖父江善光寺の「極楽戒壇めぐり」です。この「極楽戒壇めぐり」では、真っ暗な回廊を進むと、御本尊の真下に極楽浄土の様子が、立体的に安置されており、自然に合掌し、心が洗われるようです。この日は参拝者もなく、私一人で極楽浄土の世界にふけり、唯、合掌し亡き人の御冥福をお祈りして来ました。

しかし本当に不思議です。私は浄土真宗ですので、御本尊は阿弥陀如来様です。この善光寺も御本尊が阿弥陀如来様ですので、余計に有難く惹かれるものがあります。今も眼に浮かぶのは、祖父江善光寺の「極楽戒壇めぐり」と、もう一つ元善光寺阿弥陀如来様です。信州善光寺元善光寺をお参りしなければ片詣りと言われます。その理由は御本尊をお迎えしたのが元善光寺で、その後信州善光寺に還座されたからです。片詣りとならないように、ぜひ今回のご開帳も都合付けて、六善光寺参りに行きたいと願っております。写真は祖父江善光寺です。

善光寺 阿弥陀如来に 導かれ」