私は仏壇 ( 13 ) 善光寺参り ④ 祖父江善光寺様

祖父江善光寺様をネットで見ますと

「言い伝えによりますと天正十年(1582年)織田信長・信雄によって善光寺ご本尊如来さまが岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたとあり、その場所に明治四十二年・四十三年と蓮田であった境内地に1本の茎から二つの花が咲くという奇瑞を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来さまを勧請して善光寺東海別院を創立しました。

善光寺東海別院は信州善光寺の別院です。山号を双蓮山、寺号を善光寺と称します。

善光寺如来さまは、現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏さまです。

善光寺東海別院の本堂は善光寺特有の撞木(しゅもく)造りで間口8間奥行12間の総欅造りの大伽藍です。信州善光寺の本堂の約3分の2の大きさを誇ります。」とあります。

下さんがこの祖父江善光寺様で一番驚かれたのは、御本尊の下にある「戒壇」です。多くの善光寺様の戒壇は真っ暗が一般的ですが、この「祖父江善光寺様」の戒壇は「光輝く極楽浄土の世界」が広がっていたのです。

その戒壇をネットで見ますと

極楽をこの世で拝める善光寺東海別院

善光寺へ参拝された方は誰でも、戒壇めぐりといって本尊さまの下の回廊をお念仏を称えながら善光寺如来様とご縁を結び善根を得るとめぐるものです。

如来さまのご安置してある真下が極楽往生結縁の錠前のあるところで善光寺東海別院が日本一とほこる極楽の荘厳があります。

中央に阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩と十六観菩薩が安置され、宝樹、宮殿楼閣、宝池には五色の蓮華が咲きそれぞれの光を放っております。

空には迦陵頻伽、共命鳥が舞い、華びらを散らし妙なる音楽が流れ、涼やかな風が吹く極楽浄土のありさまが立体的に拝めます。」とあります。

今はライトで照らされていますが、これが蝋燭で照らされていたならば、全く趣きが違っていたのではないかと、そんなことを想像しながらお参りされました。

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