五線譜

swnm82015-03-18

昨日は仕事の帰り愛知県津島市津島神社へお詣りに行って来ました。なぜ津島神社へお詣りするのか? この津島神社は、私が育った氏神様の全国津島神社の総本社が、この津島神社だからです。昨年家内とお詣りに行きましたのでこれで2回目です。

津島神社牛頭天王社といわれ、御主神は建速須佐之男命です。全国天王社の総本社で約3000社余社の御分霊があるとあります。その中の一つが私が育った氏神様です。この津島神社総本社を織田信長氏神様として仰ぎ、豊臣秀吉は信長の意思をつぎ、社領の寄進や造営を授けるなど尊信したとあります。

私が育った氏神様の津島神社は5月4日が例祭で大変賑やかなお祭りです。3時頃から獅子を先頭にお神輿よる御巡業がはじまり、7時頃から参道での「にわか ( 仮装行列 ) 」が行われます。この仮装行列は前年又その年にあったことを題材に「にわか」が演じられます。その準備は1ヶ月余り前から行われ、上・下地区の「にわか」争いが又見ものです。この春祭りは飛騨の長く、厳しかった冬から実りの秋を祈る祭りです。

私は28歳までこの津島神社のお神楽で笛、太鼓などを担当し、口伝であった笛や太鼓のリズムを五線譜に落とし、又獅子の笛や太鼓のリズムも五線譜に落としました。最初はどう五線譜に落とせばよいのか? 悩み、気がつくと朝陽が昇っていたことも懐かしい思い出です。この時文章化することの大切を思い知りました。こんな若き日々が走馬灯のように思い出されます。

昨日は最高気温22℃という初夏を思わせる暖かさに、早咲きの桜が咲き、その花見を楽しみながら津島神社をお詣りし、良きパワーを頂きました。
写真は津島神社総本社です。

「五線譜と 下垂れ姿 眼に浮かぶ」