触れ合う心

当社では第一回全社員研修で5・6人のチームをつくり樽の組み立て作業を行います。その目的は「参加者自身が自分の役割を知ることと、私達が参加者の性格・ヤル気・コミニケーション能力・管理能力・リーダーシップ能力」などを把握するためです。この樽の組み立ては、2回以降の問題点解決のための仕組みづくりのリーダー、サブリーダー選出に大きな役割を果たします。
この樽の組み立て作業では毎日「縦組織」の中で仕事をしていた人達が、余り話したこともない仲間が「横組織」の繋がりで作業を行います。最初は遠慮がちだった参加者も樽を組み立てるという作業に没頭し、今までに無かった社員相互の人間関係が生まれてきます。
この生き生きした姿を見ていますと嬉しくなってきます。組み立てる樽は、高さが30センチ程ですが、箱にパーツはバラバラに入っており、どのように組み立てるかはチーム任せにします。要領良く組み立てるチームもあれば、中々組み立てることができないチームも出てきます。
この樽の組み立て作業が終わると研修会場の雰囲気が大きく変わります。この樽の組み立て作業を通して「企業は人の集まりであり、如何にチームワークが大切か」を一人ひとりが改めて知ることができます。
「仲間との 触れ合う心 夢一歩」