昨夜は本当に綺麗な満月のお月さまを眺めました。そしてスマホで写真を撮りますと、あら不思議？。何故このような空の色にお月さまが浮かんでいるのでしょうか？確かに写真を撮った時、フラッシュが光っていましたのでそれででしょうか？
このお月さまを眺めると30代中頃80人規模の会社の社長をしていて眺めたお月さまを思い出しました。会社経営の経験もない私が若さに任せ社長を引き受けたのですが、行き詰まってしまったのです。
私は生まれた飛騨市河合町天生に行きました。この天生は法隆寺の釈迦三尊像の製作者止利仏師の生誕の地との伝承があります。地元の女性が満月の夜、川に映る満月を飲んで生まれのが止利仏師であるとの伝説です。万葉集に飛騨の匠を歌った「かにかくに 物は思わず 飛騨人の 打つ墨縄の ただ一道に」とあります。
こんな伝説を思い出しながら思案にくれ、天生峠から登る満月を眺めた、若き日々を思い出しました。
「満月に 思案の日々が 走馬灯」
