「企業活性化について考える:やっと一筋の光が」第5回

swnm82011-10-04

 『今日は樽式活性化法を閃くまでについて駄洒落になりますが話させて頂きます。この「樽式活性化法」は秋田県鹿角市十和田の大湯温泉で閃きました。この時は鹿角市でテレビなどの基板を生産している会社の活性化に取り組んでいました。
 当時は独立して日も浅く、どう活性化に取り組めばよいのか一番苦しんでいた時期です。その中でも「組織の役割をどう説明すればよいのか?」悩んでいました。文章や口頭で説明しても、一人一人の解釈や理解に大きな差があり、その差が活性化を効率良く進める壁になっていると考えました。
 その夜仕事が終わり、旅館から川沿いにある露天風呂に入りました。その入口で壊れた風呂桶を見つけ「ハァ!」と閃きました。すぐに風呂を上がり、朝まで浮かされたようにして役割の樽をつくりました。
 本当に不思議です。なぜ壊れた風呂桶から役割の樽が閃いたのか?。縄文時代に作られた大湯環状列石ストーンサークル)によく行きましたので、ここで閃きのエネルギーを頂いたのでしょうか?。今も解りません。そして翌年の1月、日刊工業新聞など各紙に紹介され、やっと樽式活性化法が日の眼を見ました。次回は「ポストイットがポイント」です。』