「時は想像を絶するほど経営環境を変える!」


『昨日は30代後半に勤務していた高山カントリークラブを訪問しました。取り付け道路やコースの桜(写真)は満開でした。このゴルフ場には、建設からオープンまでの4年半勤務しました。この頃はバブル前のゴルフ場建設ラッシュで、ゴルフ全盛期の幕開けを告げる頃でした。それから約30年の年月は、バブル崩壊や日本経済の低迷とともに、ゴルフ場を取り巻く環境は大きく変わりました。

飛騨地方のゴルフ場もこの嵐に巻き込まれ、経営者の交代や休業に入るなど厳しい経営環境にあります。このような厳しい経営環境の中で高山カントリークラブは、高山市内から近いなど好条件に恵まれ、入場者は最盛期と比較すると減少していますが元気です。私はこのゴルフ場勤務で色々の勉強をさせて頂きました。

その第一は「ゴルフを覚えたこと」です。それまでゴルフのことは全く知りませんでした。恥ずかしい話しですが、入社した時は「ゴルフはどのようなスポーツか?」全く知りませんでした。正にゴルフのゴの字も知らなかったのです。第二は「キャディ研修を担当したこと」てす。この研修が私の人生を決定付ける、キッカケとなったのですから本当に不思議です。

しかし私にはゴルフ場勤務は向いていませんでした。まずゴルフが上手くならないと云うことです。ゴルフ練習場に通い練習しましたが、全く上手くなりませんでした。そして決心したのが、中学二年の時から描いていた経営コンサルタントの夢です。ゴルフ場で経験したキャディ研修が、大きく役立ったことは言うまでもありません。あれから30年、ゴルフ場も私もその取り巻く環境は大きく変化しました。時は本当にそれぞれの環境を大きく変えると云うことを、改めて知るゴルフ場訪問でした。』