「品質の捉え方に大地震発生!」中

『では当社(株)飛泉の品質について考えて見たいと思います。当社は企業活性化を柱とした経営コンサルタント会社ですが、この近年お客様が求められるものは大きく変わって来ました。それは求められる品質が変わったとも言えます。当然のことながらその最大の変化は、対価と効果のバランスをはっきり求めらるようになったことです。そしてその内容も変わって来ました。しかしこの対価と効果が主たる品質として捉えられるようになると、コンサルの手法を根底から見直さなければならなくなります。この課題を解消するには大変なことと覚悟しなければなりません。

その変化の具体的内容は次のようになります。第一は「一年・二年という短期の活性化から五年・十年とフォローアップを含めた長期にわたる活性化に変わったこと」です。その最大の理由は、対価と効果のバランスがしっかり取れるようになったことにあると考えます。もう一つは5年以上にわたる、長期活性化プログラムの完成にあります。しかし業種ごとにその内容が違うことから、業種にあったプログラムの作成には時間を要すると考えます。

第二は「認証取得されたISO9001(品質マネジメントシステム)をどう体質改善に有効に生かすか?。ISO14001(環境マネジメントシステム)をどのように環境改善に生かすか?など、経営の内面にまで入り込んだ活性化に変化していること」です。この内面まで入ることとは、お客様と私どもが、如何に信頼されているか?を計るバロメータとなります。このようにISOの捉え方も大きく変化しております。』