経験とは ⑶ 経験は宝物

もう一つの夢であった「お客様の中に浸透し、費用対効果を高めながら、長期的に業績を向上させる」という夢も病院と鋳物会社と鋳物の中子を作っている会社で叶えられました。

鋳物の会社では、新工場の建設・移転に始まり、ISO9000・ISO14000 ( 国際環境管理マネジメントシステム ) の認証取得・後継者・工場長研修などを行いました。ISOでは品質と環境を一つの管理システムに統合管理出来る形に変更しました。今年で15年が経ちましたが、今も引き続きISO・生産管理システムなどの維持管理のお手伝いをしております。病院については、⑴で記載しております。

もう一つ、経験を活かす上で大切なことは、各社員が頭の引き出しの中に整理することは大切ですが、時と共に忘れて行きますので、「どこまで経験知がデータとして管理されているか?」です。そのためには「データをしっかり作成すること」が大切です。

当社では徹底して記録の管理をしております。そのため全ての研修で「研修報告書」を作成し、参加者に配付すると共にデータをいつでも使える様にシステム化して管理しております。

このことで何処に居てもデータの活用が可能となり、スムーズに仕事を行うことが出来ます。

この様に「経験」とは、活性化に取り組んだ業種の数やコンサルの経験年数ではなく、如何にお客様とのご縁を、互いに活かすことが出来るか」で決まると考えます。

「経験は宝物」として捉えることが大切であると考えます。この「経験」を経験知として活かす形を作り上げれば.、退職後の第二の人生も薔薇色に輝くと確信しております。

これからも沢山の経験を積み重ねて、より多くのお客様のお役に立てれればと願っております。

                  終

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