語り8題 

「歌舞伎役者か?」
『昨日は午後から高山市内をウォーキングに行きました。日差しがありましたので、日焼け止めクリームを塗りましたが、その日焼け止めクリームを塗ると歌舞伎役者のように真っ白の顔になりました。鏡を見ながら歌舞伎役者団十郎になった気持ちです。

私にはこんな夢があります。それはニューヨークで事務所を開設し、その事務所の開設記念に能を舞うことです。その能は私の自作自演「飛騨の匠」です。時代は飛鳥時代で都人と飛騨の匠が主人公です。能舞台で舞う気持ちでその走りをご紹介します。

「(都人)いやいや飛騨と云う国は何と不思議な国なんじゃろう。飛鳥の都にも劣らぬ大伽藍が建ち並ぶとは。おお。祝歌が聞こえて来たぞ。」「(飛騨の匠)めーでぇー、たぁあぁ、めーでぇ……」紋付き袴で舞う姿を想像するとワクワクします。「それはいつですか?」夢年齢20代後半です。


「人が変わる?」
『今回の衆議院選挙で政権が自民党から民主党に変わりました。百数十年続いた官僚主導の政権崩壊と言われます。この政権を変えたのは国民の心の変化です。その心の変化とは危機感と云う「気づき」です。この気づきは自ら気づこうとしない限り見逃してしまうと云う、大変恐ろしい面を持っています。

残念ながら、この国民の心の変化に気づこうとしなかったのは「自民党の先生方であり、官僚の方々」です。まだ「派閥だ!族議員だ!」などと叫んでいるようでは、自民党の政権復活は遠退いて行くばかりですね。正に“知らぬは亭主ばかりなり”と言えます。

ハイブリッド車・電気自動車等で環境問題が大きくクローズアップされています。何故今環境問題がクローズアップされるのか?その理由はCO2などの増加と温暖化現象による環境悪化にあります。これも環境悪化に気づいたことが始まりです。私達は今大自然の大切さ、動植物との共生の大切さ、この地球上に私達が生かされていることの有り難さに気づくことが大切ですね。この気づきが戦争もテロも無くする最大の力です。少し変人魂が出てスミマセン。

「夢は健康の源!」
『健康には「身体と心(精神)の2つがありますが、この両方の健康を維持することは大変なことです。特に夢年齢40を過ぎると体力が落ち、精神的にも退職期を迎え安堵感からメリハリが少なくなります。

この人生の大きな節目を健康で乗り切るには、“病気は気から”と言われるように精神面の健康が大切です。私はこの精神的健康を維持するには「大きな夢を描くことと、それに挑戦すること」正に「夢活」にあると考えます。

その夢を描くには「子供心に帰ること」ではないでしょうか。その子供心とは「子供の頃に描いた“パイロットになりたい!大きな客船の船長になりたい!”など可能性を無視した今思えばバカなと思うこと」です。

この子供心に帰りバカなことを考えることで夢が広がって来ます。その夢を描き・願い続けると、時ともにその夢が形を変え、現実可能な夢に変わって来ます。それは経験知に基き、夢を叶えるプロセス(道順)が見えて来たことです。同時にそれは夢から目標に変わり、夢が叶う可能性が大きく近づいたことになります。「今の時代は夢がない!」など消極的にならず、夢は自ら描き叶えることであると前向きにとらえることではないでしょうか。


「賑やかな法事」
『今日は母の一周忌・父の二十三回忌・弟の五十回忌の法事を営みました。法事は自宅で営み、おとき(会食)は、私が30代に支配人をしていた高山観光ホテルで行いました。

母のお通夜では5升の酒を飲んだ酒豪の親戚ですから、大変賑やかな法事となりました。このように賑やかな法事を営めるのも、父は72歳・母は91歳で長患いすることなく天寿を全うしたことにあります。

母は昨年10月13日の午後1時に亡くなりました。私はこの時埼玉に出張していました。家内から「お母さんが危篤よ!早く帰って来て!」との電話が入りましたが、私はてっきり入院して見える家内のお母さんと勘違いしてしまい「分かった。直接神岡に向かうから。」と言いますと、家内は「内のお母さんよ!」そんなバカな。元気な母が亡くなるとは、正に寝耳に水でした。

その日は3回目のディサービスで午前中にお風呂に入り昼ご飯を頂き、1時頃少してきない(胸苦しい)と言い看護士さんの腕のなかで亡くなりました。

父も母も長患いすることなく、天寿を全うできたことは家族のこの上ない喜びです。私も長患いすることなく100歳まで元気に働き、大きく時代が変わるのをこの眼でしっかりと見、105歳で天寿を全う出来ることを願っております。


「健康祭りで血管年齢測定」
『今日(2009.9.27)は家内と高山市役所で行われた「健康まつり」に行って来ました。その会場で血管年齢の検査を行いました。その結果は実年齢65歳に対し血管年齢49歳でした。4年前の2006.9.10の検査では実年齢61歳:血管年齢41歳でしたので、血管年齢が20歳若かったのですが、今回は16歳と少し若さが衰えました。少し残念です。あまり大きな声では言えませんが、家内は実年齢より少し高めでした。

今後如何にして血管年齢の若返りを図るか又一つ新しい挑戦が始まります。


「運の運び屋」
『“禍転じて福と成す”と云う諺がありますが、私もゴルフ場に勤務していた時この経験をしました。ゴルフ場の仮オープンを6月23日に控え、6月1日からキャディ研修が始まりました。私はその研修責任者でした。研修を開始して10日目の6月10日10時頃高山保健所の方がみえ、「国府町で赤痢が発生し研修参加者の一人が真性赤痢ですので研修を中止して至急自宅待機として下さい。」との依頼がありました。

すぐに研修を中止し、自宅待機としましたが、仮オープンを2週間後に控え私は頭を抱えてしまいました。保健所に相談しますと「1週間検便をし、陰性であれば研修を再開してもよい。」との言葉を頂きました。

さあ!それから毎日キャディさんの自宅を訪問し、運を預かり保健所へ届けます。その時宿題を渡し、前日の宿題を回収します。この宿題方式は大成功しました。

全員がテキストに基づき自宅で学習し宿題の結果は満点に近いものでした。そして1週間後研修を再開し、無事仮オープンを迎えることができました。

そして驚くべきことは実質的なキャディ研修は2週間と短期間であったにもかかわらず、多くのお客様から「よく教育されている。」とのお褒めの言葉を沢山頂きました。私はこの運を運ぶことでみんなの夢も運ぶことが出来たと確信しております。正に“禍転じて福と成す”とはこのことです。


「頭の引き出し?」
『「頭の引き出し?。それなあに。」この言葉を聞いただけでは何のことかわかりませんね。この頭の引き出しとは頭の中に経験知を入れる引き出しを作ることです。

私は講演・研修等で話しをする時、頭の中が整理されていないために苦労しました。この引き出しを考えるようになったのは、コンサルタントになって3年目の時です。

その整理方法はまず大分類・中分類・小分類・細目に分けます。大分類は「業種分類(製造業等)」、中分類は「就業した会社分類」、小分類は「担当した部署(総務・営業等)、細目は「担当した職責(部長・課長等)」です。この他細目1.2.3等より細分類することも可能です。

これを「経験知一覧表」として作成・整理します。この表は出来るだけ細かく書くことがポイントです。この表を作成することで頭の中に引き出しがイメージされて行きます。この表を何時も見、イメージすることで頭の中に経験知の引き出しが出来て来ます。そして新しく生まれた経験知をその引き出しの中に入れて行くことで、人生の最大の知的財産「経験知」が活用出来るようになります。この経験知の引き出しはボケ防止にも役立つと考えます。


「鶴の舞?」
『私はウエスト93㌢・体脂肪25㌫でメタボリック予備軍です。これを少しでも改善しょうと今年4月からウォーキングに挑戦しています。目標は毎日一万歩・しっかり歩行七千歩です。

この目標の達成率は9月29日現在歩行数104㌫・しっかり歩行数78㌫です。なかなか思うように行きません。私のウォーキング法は脚の運動とともに上半身の運動も目的として手を広げたり、ちじめたりします。正に鶴の舞です。この鶴の舞をワンセット100回で3回以上行います。

なるべく人目のないところでと注意していますが、ウォーキングをしている方とお会いし少し恥じらいを感じることもあります。

しかし健康維持のためには少しくらいの恥じらいも気にせず頑張って行こうと思います。そしてメタボリック予備軍から脱走し健康隊に入隊したいと思います。