共存

今年はどんぐりなどの木の実が不作で熊の出没が多く大きな問題になっています。熊の擁護派は「熊を殺さないで!」と叫び、駆除派は「人が熊に襲われたら責任がとれるのか?」などと両者の意見が真っ向から対立しています。

高山の自宅は住宅地ですが、裏にはほうれん草をつくるビニールハウスがあります。どうも、このビニールハウスを狐🦊とたぬきが寝ぐらとしているのです。こんなことは初めてです。

野生動物が人の生活圏の中に住み着いているのです。数年前には考えられなかったことです。人の生活圏の中で、生きることを覚えると、生ごみを餌とするなど大きな問題が発生して来ます。

これを根本的に解消するには、外国産の木材の輸入を減らし、国内産の木材を使用するようにし、里山をはじめ、山を荒らさないようにすることが一番大切です。

そして杉や檜などの針葉樹の植林を少なくし、ブナやナラなどどんぐりの実を付ける木々を植林することで、山の保水力が上がり、地滑りなどの災害を防ぐことが出来ます。これには長い年月が必要ですが、野生動物と「共存」していくには、避けて通れない道と考えます。

               住み分けは   野生動物   我知らず

                     山神様の      教え学びて

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