昨夜、中国の杭州で開催されているアジア競技大会女子サッカー「日本対北朝鮮」の試合を観ました。試合結果は4−1で日本が勝ちましたが、その試合終了後の北朝鮮の選手の「涙」に、何もと言えない思いが湧き上がりました。

北朝鮮や中国・ロシアなどはスポーツを国家事業として取り組み、莫大な経費をかけ選手育成していると言われ、その結果ロシアで発生したドーピング問題など色々な課題が多発していると言われます。

今回の北朝鮮の選手の「涙」は負けたことによる「悔し涙」以上に、国に帰った時どのような対応を受けるのか?その恐怖への「涙」ではないかと思いました。

近代オリンピックの父と呼ばれるクーベルタン男爵の有名な言葉に「オリンピック で重要なことは勝つことではなく参加することである」とあります。

今回のアジア競技大会も同じ精神でなければなりません。一日でも早く、独裁国家専制国家が無くなり、スポーツが平和の象徴として楽しめる日が来ることを願うばかりです。

               勝負には    悔し涙を    超えるもの 

      天と地獄は 金と銀の差

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