パラリンピック ⑴ 開会

「北京パラリンピック」が始まりました。平和の祭典であるパラリンピックが、今回はロシアのウクライナ侵攻が大きく影を落とす、大変残念な大会となりました。ネットにはこんな記事も掲載されております。

[ 北京冬季パラリンピック開会式でロシアのウクライナ侵攻を念頭に平和を訴えた国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長のスピーチが、中国中央テレビによる生中継では一部が中国語に同時通訳されなかった。対ロシア非難が国内に広がらないよう、意図的に通訳を避けた可能性がある。パラ開会式の異例スピーチ、生中継で同時通訳せず…中国のテレビ局が意図的に避けた可能性がある。

 パーソンズ氏の英語によるスピーチは、冒頭で「今、世界で起きていることに恐怖を感じている」とし、名指しは避けつつロシアによる五輪休戦決議の違反を非難する異例の内容だった。同テレビはこの部分の音声を落とし、同時通訳も十数秒間、沈黙した。「ピース(平和を)」と訴えた締めくくりも通訳しなかった。] とあります。

ロシアと同様に情報統制が敷かれ「真実」を国民に伝えない中国で、オリンピックやパラリンピックが開催されることに疑問を感じてなりません。

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