春の足音

大雪で厳しい日が続いた飛騨にも、やっと暖かい春の「陽射し」が差し込み始め、「春の足音」も聞こえて来ました。その一つが屋根の雪が解ける「雪解けの音」です。

水琴窟は地中に埋めた壺に、水が落ちた時の水滴音を楽しむ、日本庭園文化の最高技術法ですが、屋根からの「雪解けの音色」は、正に雪国でなければ味わうことができない自然がつくる「水琴窟」そのものです。

最近は夜になってもマイナスにはならず、一晩中奏でています。そんな雪解けが奏でる「春の足音」を楽しんでおります。

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