先日、親鸞聖人の教えの「歎異抄」を映画化した「なぜ生きる」を観てきました。この歎異抄は「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という一文が有名な教えです。親鸞聖人が教えを説かれた時代は、今から800年ほど前で、今の時代と生活環境は大きく変化しております。
以前、手足無き聖人と言われた中村久子女史を顕彰する「中村久子女史顕彰会」の事務局長をしていました。女史はこの「歎異抄」を「生きる力」として捉えてみえます。
この中村久子女史からは多くのことを学びました。女史の言葉の一つに「人生に絶望なし 如何なる人生にも 決して絶望はない」があります。この言葉にどれだけ救われたことでしようか。
人生は山あり谷ありの苦楽の道です。その長い道を歩むためには、先人の教えをしっかりと心に留め、これからの人生が少しでも世の中のお役に立てればと願っております。
先人の 教えに学び 今日も又
朝陽輝き 闇は消え去り