理想と現実 2.無駄の削除

この国の借金の問題を楽観視する経済評論家の方もみえますが、この借金は返済しなければ、子供・孫の代までずっと続き、それを背負っていくことになります。正に親がつくった借金を、子供達が背負っていかなければならないのです。

こんな状態の中で子供や孫達が、ヤル気など起きるはずがありません。それが今、現実となっているのです。この国の借金がどれだけ増え続けても、誰も責任を負おうとしません。正に借金は膨れ上がり、国民生活を脅かす「支払利息」も膨れ上がるばかりです。

このように国の借金を一つを取り上げても「理想と現実」は、かけ離れたものになっています。国の借金を無借金にすることは無理にしても、借金が増え続けることだけは止めなければなりません。理想とする姿は借金を500兆円以下に抑えることです。

このように国の借金一つとっても「理想と現実」はかけ離れています。この現実を少しでも理想の姿に近づけるには「国の問題点を抽出し、それを仕組みで解消する方法以外ありません。それが「行政改革」です。

この「問題点を抽出することで行政の無駄」が見えて来ます。この無駄を削除しなければ「理想は現実」にならないのです。明日、南海トラフ地震やや富士山大噴火などの大災害が起きるかもしれません。それが起きれば、莫大な復興費用が発生することになります。この復興費用を少しでも生み出すためにも「行政改革」により、無駄の削除をしなければなりません。

                続く

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