移譲 ( 2 ) 形

次の世代に事業を「移譲」するために、社員にはこんなことも言っております。「樽式活性化法を幹として、自分の好きな形の活性化法を自由に作り上げて下さい。天高く真っ直ぐに伸びて行くか。横えと枝を広げて行くか。それは其々自由です。しかし、この幹を支えるのは、土の中に隠れて見えない根です。この根とは、長年亘り記録として残して来た研修報告書や資料です。この根をより深くしっかりと張らなければ、折角の木が倒れてしまいます。そして「形」は其々違っても、時代が求める活性化法でなければなりません。」

この様に、次の世代に事業を「移譲」することは、なかなか大変なことです。何故なら時代がドンドン変化して行くからです。どんな事業に於いても、時代が求める方向へ向かわなければ、衰退への道を歩むことになります。    

                続く

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